第5回ちょくおふで使用した構築。
◇構築経緯
ある日の飲み会にて。
木花「野上くんもさ、変なポケモン使おうよ。」
cl◯udia「いやね、マジで気持ち良いよ。」
tL_Pc「オナルドダック」
せっかくだしという事で、想定されないような変なポケモンを使おうと考えた僕は言わずもがなドラピオンを使う事にした。
理由としては「好きだから」の一言に尽きるのだが、好きを盾(シールド)にして勝ちに行かないのは主義に反する為、しっかりと気持ち悪い型のドラピオンで勝てるような構築を組む事にした。
ドラピオンについて、タイプと種族値が噛み合ってるとはお世辞にもいえず、強い技を覚えるわけでもなければ特性がぶっ壊れ!でもなく。好きなポケモンとはいえ正直「中途半端」としか言えない。
そんなドラピオンを軸にして勝ちたい、何かあるはずだと思った時にドラピオンの覚えるとある技が目に入った。
僕「能力の下がらないムラっけやん」
ここから構築がスタート。
◇個体解説
ドラピオン@黒いヘドロ<スナイパー>
辻斬り / 身代わり / つぼをつく / 怪しい光
177(252)-111(4)-132(12)-*-105(76)-149(164) 陽気
H…全振り、身代わり考慮の4n+1
A…4振り
B…余り
D…171剣(ソード)ギルガルドのシャドーボールが37〜44で最高乱数以外身代わりが耐える。
S…準速ミミッキュ抜き
一般的な調整の奴。技構成はコンセプトのつぼをつく。1ウェポンには特性と合わせて火力を運が良ければ出せる辻斬りを採用。叩き落とすはエースとして使う技としては、メガ・Zに対して火力を出せないので相応しくないと感じた。身代わりは後述の起点役と合わせてつぼをつくの試行回数を稼ぐために必須と判断。最後の枠には起点作りの電磁波と合わせて試行回数を更に稼げそうな怪しい光を採用した。
主にギルガルドやゲンガーといったドラピオンがタイプ上有利を取れるポケモンを起点にムラムラしていく型。他にも相手の型次第ではテッカグヤやポリゴン2と言った受け駒を起点にできる。
サイコキネシス / 気合玉 / 電磁波 / 身代わり
131(4)-65-187(252)-115-189(252) 臆病
131-*-85-227-125-222 メガシンカ後
控えめでなく臆病での採用だから火力が足りないという場面よりも上を取りたいという事で。生半可な調整のスカーフ持ちを縛れるようにした。
サイコキネシスは確定。ショックでは威力不足。気合玉はヒードランやナットレイに刺していく。電磁波・身代わりはフーディン単体の性能を落としきらずに起点を作っていける構成としてこの二枠を採用した。
ドラピオンが主に起点にできそうなギルガルドを呼びつつ、その他のポケモンも多少無理やりだが起点にすることのできるメガ枠。
カプ・テテフ@電気玉
サイコキネシス / ムーンフォース / めざめるパワー地面 / 投げつける
145-×-96(4)-182(252)-135-161(252) 臆病
ドラピオンを強化できるフーディンを強化できる枠。全体的にヒードランがヤバくなりそうだったからめざ地持ちを採用。
とりあえず地面タイプも麻痺にできる事、メガ枠がミミッキュに弱すぎる事、使ってみたかった事から電気玉投げつける型で。
この子もギルガルドやゲンガーといった、ドラピオンの起点を呼ぶ枠。
霊獣ランドロス@拘りスカーフ
189(196)-166(4)-111(4)-*-124(188)-138(116) 陽気
ここまででリザ、グロス、ゲンガー、コケコ辺りが鬼のように重かった為、その辺を"誤魔化す"D振りスカーフランドロス。ステロはポリ2とサイクルを回したり、ゲンガーやフーディンの圏内にいれたり。何よりもリザードンやウルガモスが重いので必須。
ポリゴン2@進化の輝石<アナライズ>
冷凍ビーム / 放電 / イカサマ / 自己再生
191(244)-*-156(252)-125-117(12)-80 図太い
重いメガボーマンダを止める枠。採用理由の対マンダ性能を上げる為の冷B、自己再生は確定。
テテフのPFによる補助がないとフーディンもゲンガーもミミッキュに非常に弱くなる為、そこを意識したアナライズ+イカサマ。
加えて相手の硬い水タイプが重いので電気技を。10万ボルトとの選択だが今回はゲンガーの祟り目、ドラピオンの起点を作るといった役割も一定確率ではあるがこなせる放電を採用。
ゲンガー@ゲンガナイト
祟り目 / 鬼火 / 滅びの歌 / 守る
165(236)-*82(12)-151(4)-96(4)-181(252) 臆病
165-*-102-191-116-200 メガシンカ後
B…156ミミッキュの+2影うちが138〜164
S…最速
ランドポリ2で回しながら滅びで持っていくムーブは相性がいいと感じた為、滅び+守る。
そして状態異常を撒くポケモンが多かったのでメインウェポンは祟り目にした。これにより、少し半端ではあるがエースもこなせる。
最後の枠はここまでで重めのガルーラ軸を意識して鬼火に。
基本的にテテフの投げつけるから祟り目展開をするか、ランドポリ2と鬼火・放電を撒きながらサイクルを回すかの2パターン。
◇感想
上手く起点を作る事ができればそこそこの確率でドラピオンが積んでいけたので使っていて楽しかった。が、起点作りのテテフとフーディンを使うのが下手だった為、ドラピオンの展開に持ち込めることが少なかった。
ちなみに1/3程削れたナットレイに対してA2↑スナイパー辻斬り急所でミリ耐えされて負けたのでドラピオンの火力は信じられなくなってしまった。
◇結果
3-4予選落ち(30点+テスト11点+マンタイン16.1点=57.1点)
◇Special ThanXX
こんな型のドラピオンのPPを深夜2時に増やしてくれたぼんこふくん
対戦してくださった皆様
ちょくおふの主催、及びスタッフの方々